症例について

手指、足指詳細

バッティング中に骨折~グリップエンド骨折(有鈎骨骨折)


有鈎骨骨折(グリップエンド骨折)

 

ゴルフ、野球のバッティング時に手を痛めた経験をお持ちの方もいると思います。

 

その中で有鈎骨骨折(グリップエンド骨折)と言われる骨折があります。

有鈎骨は手の平の小指側に存在する小さな骨で有鈎骨鈎(ゆうこうこつこう)と呼ばれるツノのような突起が存在します。

その部分が繰り返される外力、または一撃の強力な外力によって骨折してしてしまいます。

 

下記の写真が有鈎骨を指しています。

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実際はこの場所です。

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野球のバッティング、ゴルフ、テニスなどでグリップを握る際にグリップエンドの部分が有鈎骨の部分に当たり骨折してしまうことから「グリップエンド骨折」という別名がつきました。

 

野球ではバットの真芯でボールを捉えた際にはほとんど発生せず、バットの根っこや先端でボールを捉えた際に衝撃がグリップエンドに加わり有鈎骨にダメージを与えてしまいます。

 

プロ野球でも今まで数多くのバッターがこのケガに悩まされており、過去には巨人の原辰徳監督、最近では日本ハムの清宮幸太郎選手、DeNAの宮崎敏郎選手などが骨折しています。

 

原監督や宮﨑選手は試合中のファウルボールで負傷しており、上記の一撃の外力によってのものと考えられます。

 

有鈎骨骨折は保存療法と手術を行う治療と2パターンありますが、有鈎骨は血流不全になりやすく、後遺症が残る可能性がある為、手術療法が適応されるケースの方が多いようです。

 

手術にも種類があり、骨をネジで止める「骨接合術」、骨折部の骨片を除去する「有鈎骨鈎摘出術」があり、骨癒合を待つことなく早期に復帰できる摘出術が選択されるケースが多いようです。

 

☆野球に関するブログはこちら→その① その② その③ 

 

 

 

 

 

むさしなかはら接骨院

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