2019.06.04
熱中症~応急処置
熱中症の際の応急処置。
熱中症が疑われた時、軽度の場合でも、重症の場合でも応急処置が必要になります。
正しい処置をしないと、症状の悪化を招いたり、命の危険にさらされる場合もあります。
ここで、熱中症の応急処置について説明していきます。
~熱中症が疑われる際の現場での応急処置~
・直射日光の当たる場所を避け木陰や涼しい室内に移動する
上昇している体温を少しでも下げるため、クーラーの効いた室内が理想的です。
・濡れたタオル、氷などで体を冷やす
冷やす場所は首元、わきの下、鼠蹊部などを冷やすと良いです。
太い血管が通っている場所を冷やすことで体温を効率よく冷やすことができます。
・靴やベルト、ネクタイ、靴下などの身体を圧迫しやすい衣服を外す
身に着けているものが多いと熱がこもりやすいので、熱の放散の為衣服は極力外すか緩めるのが良いでしょう。
・水分、塩分の補給
単純に水だけ補給すれば良いのではなく、塩分などの電解質を補給することも大切です。
スポーツドリンクや経口補水液、塩飴や塩分タブレットなども一緒に摂取することで、汗で失われてしまう電解質を補うことができます。
また、あおむけに寝かせることも重要です。ただし、一人で放置させるのは危険ですので必ず誰か一人付き添う必要があります。
強い痙攣をおこしたり、嘔吐した際にのどに異物を詰まらせる危険があるからです。
以上のことが現場で対応できる応急処置になります。
応急処置を施しても症状が改善しない場合や、自力で水が飲めないなど重篤な症状が疑われる場合は、救急車を呼ぶ必要があります。
救急車が到着するまでに応急処置を施しているかいないかで、命の危険を回避できるかもしれません。
これからの季節暑さが増してきます。
ご注意ください。
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