2019.02.27
変形性膝関節症の症例 82歳男性
変形性膝関節症。
ご高齢の方の膝痛についての症例です。
82歳男性。
整形外科で右膝の変形性膝関節症と言われていたそうです。 ☆変形性膝関節症についてはこちら
下記の写真は変形性膝関節症のレントゲン写真です。(イメージ写真)
来院時は、右膝関節に外観上の変形・腫脹があり、歩行時も痛みで長時間は歩けない状態。
整形外科では、膝に注射を月に一度打っていたそうですが、改善はしませんでした。
痛みの原因は、2つ。
一つは、関節内で炎症を起こしていること。
もう一つは、膝周囲の筋肉の炎症です。(鵞足炎 がそくえん)
今回、この右膝の痛みを取る為に必要なことは「膝関節の固定」です。
膝関節で炎症を起こし水が溜まっています。
関節の動きを一時的に制限させ、炎症を引かせます。
固定は、包帯固定を選択。
一週間ほど包帯固定をして、膝関節の炎症を引かせました。(膝関節の水の溜まりも消失)
膝の痛みも半分以下に軽減。
しかし、歩行時の痛みが多少残っています。
残りの痛みの原因は、上記で説明した二つ目の痛み。
筋肉の炎症(鵞足炎)です。
残りの痛みを取る方法は、治療で筋肉の柔軟性を高めながら、日常生活では少しずつ歩行訓練をしていきます。
いきなり長距離を歩くと再度炎症が起きてしまうため、今回は一日3000歩までとしました。
この歩数と当院での治療を続けながら一週間。
日常生活の痛みはほぼ完全になくなりました。
当院で治療を始めて三週目、一日5000歩に設定。
そして、ちょうど三週目過ぎたころに治療を終えました。
変形性膝関節症=治らない。
と、諦めないでください。
膝の痛みは治ります。(外観上の変形は戻りません。)
長年の膝の痛みにお困りの方は当院へご相談ください。
☆その他の膝についてのブログはこちら→・中学生に多い症例 ・半月板 ・靭帯
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