2019.01.09
半月板損傷 (スキー中に受傷)
半月板損傷の症例です。 ☆半月板についての過去のブログはこちら→その① その② その③
スキー中に転倒し、右膝を強打。
転倒時はそこまで痛みがなかったもの、スキーを終えて自宅に帰る際に徐々に痛みが増してきたそうです。
来院時、右膝関節の腫脹、右膝内側関節(裂隙部)に圧痛、膝関節の可動域は正常。
徒手検査では、軽度の「半月板損傷」が疑われます。
受傷一日目
腫れと痛みを伴っていましたので、炎症を抑える治療をした後に包帯で固定しました。
受傷三日目
腫れがかなり軽減してきました。包帯固定を外してしまうと再度腫れてしまうため、固定は継続します。
受傷一週間
腫れが消失し、日常生活動作、徒手検査時の痛みが薄れてきました。固定を包帯からさらに軽いものに変えます。
受傷12日目
膝関節の曲げ伸ばし、日常生活動作、徒手検査での痛みが完全に消失。この日で治癒となりました。
半月板の確定診断はMRIです。
しかし、私たちがおこなう徒手検査で大まかな損傷度合いを知ることができます。
今回の患者様は、おそらくMRI上では傷が確認できたことでしょう。(予想されるのは内側半月板の外側)
損傷度合いが大きくないと判断し、検査せずに保存療法を選択しました。
半月板は基本的には骨や筋肉と違い再生しませんが、半月板の外側部分は再生すると言われています。
※半月板損傷が大きいと判断した場合は、膝の専門医に御紹介させていただきます。
下記の写真。✖部分が損傷を疑われる場所です。この部分は血管が通っており再生すると言われています。
半月板損傷をしたことがある、原因はわからないけど膝が痛いなどお困りの方は当院へご相談ください。
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