2018.02.28
肉離れ 試合前に受傷
肉離れの症例発表です。 ☆過去の肉離れのブログはこちら
今回は、「ふくらはぎ」の肉離れです。
高校二年生。サッカー部。
試合一週間前の練習中に相手と競り合いながらボールに向かった瞬間、左ふくらはぎを誰かに蹴られたような感覚があり、その後痛みが走りました。
何かが当たったような感じ、蹴られたような感じ。
というのが、ふくらはぎの肉離れの特徴です。
来院時は、通常歩行はできず左足のつま先を外に開き足を引きずる歩き方を(跛行)していました。
ふくらはぎの肉離れ特有の症状としては、「つま先立ちができない」「足首を上に反らす(背屈)と痛む」「数日後に足首周囲に内出血が現れる」
などの症状が出ます。
一日目は、冷却と患部の圧迫を徹底的にします。
※圧迫は、きついからいいというものではありません。症状を悪化させる場合があります。→こちらをクリック
患部では出血がバンバン出ていることが予測できます。
ですので圧迫をして止血をしなくてはなりません。
炎症期間の3~5日は、患部を安静にする必要があります。
三日間は余計な負担をかけさせないために松葉杖を着いて足を着かせない選択をしました。
4日目。足首に皮下出血班が出現。
ふくらはぎの肉離れをした部分で出血をしたのが出てきたものです。
炎症症状は消失し、なんとか足をつき歩行できるようになりました。
しかし、今の状態では走るのは厳しい状態。試合当日まで練習をしないことにしました。(治療に専念。)
試合前日。
日常生活は、問題なく過ごせています。
しかし、明日は走り回らなければなりません。
その日は、試合で動けるように身体の運動機能の回復を徹底しました。
そして、患部はテーピングでしっかりと固定。
治療では出来る限りのことを尽くしました。
あとは、本人のプレーするんだという気持ちです。(治療家として患者様のモチベーションを保つことも非常に大切です。)
試合後。
その日のうちに院に顔を出してくれました。
残念ながら結果は負けてしまったそうです。
「でも、プレーは最後までできましたありがとうございました!」
という何より嬉しい言葉をいただきました。
患部の状態をチェックしても悪化している様子はなかったです。
次の日から試合は当分ないため、治療優先にします。
十日後。
完治し、治療を終えました。
今回は患者様の希望もあり少し無理をさせましたが、予定通りの治療プランで治すことができました。
当院は、学生・社会人のスポーツ選手はもちろん、一般の患者様にも「この日はなんとかこれをしたい」「この日までに治したい」
など患者様のご意見にそえるように治療プランを組んでいます。
お困りの方は、ご相談ください。
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