手指、足指詳細

突き指 ~ボタン穴変形


突き指をした。

 

今回は、 少し稀な疾患を紹介します。

 

以前、指の捻挫とマレットフィンガーについて紹介したと思います。    ※手指の捻挫についてはこちら!  ※マレットフィンガーはこちら!

 

下記の2枚目の写真は、当院のと別の患者様(小学生)のものです。 (当院と同じグループ治療院)

 

 来院時、指が曲がった状態だったそうです。

 

発生機序は、ボールが当たったことで受傷。

 

 以前説明したマレットフィンガーは、指の第一関節(DIP関節)。

 

今回は、第二関節(PIP関節)。

 

この疾患は、「ボタン穴変形」(中央策断裂)といい、わかりやすく言うと、筋肉の腱が断裂してしまっている状態です。

 

腱とは、よく「筋肉のスジが・・・」などというような場所です。

 

この「中央策」は、筋肉の腱(筋肉の伸筋腱)から移行する場所です。

 

 

 

 下記の図は、✖印の部分が中央策がある部位です。

この場所で断裂を起こし、変形をおこします。

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そして2枚目の図が実際、中央策断裂をおこし、ボタン穴変形になった指の変形です。(患部は小指)

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この「ボタン穴変形」(中央策断裂)は、保存的治療は難しく手術適応になることが多いです。

 

当院でも、このボタン穴変形になった患者様が以前来院されました。

 

「捻挫だからそのうち治る」

 

と、思っている方が多いようでそのまま放置すると日常生活に大きく影響することも。

 

お早目に専門機関へ受診することをおすすめします。

 

むさしなかはら接骨院

住所 〒211-0053 神奈川県川崎市中原区上小田中7-6-19
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