2016.11.02
トレーニング後の筋肉のパンプアップとは
パンプアップ。
今回は少しだけ難しい話になります。
筋力トレーニングをしている方は、ご存知な方もいると思います。
パンプアップと イメージされるのが、ダンベルをくり返し持ち上げたあとや全力疾走で走ったあとなどに、腕や足の筋肉がパンパンになりますね。
このパンパンになるのをパンプアップと想像されるでしょう。
このパンプアップとは、どのようにおこるのか?
身体の筋肉は、活動する際(筋収縮)にエネルギーを使います。
この筋肉の活動が起こった際に、二酸化炭素や水素などが発生します。(筋肉の疲労物質)
くり返し筋肉が使われると筋繊維の間の空間に筋肉の疲労物質がたまり、筋肉内の毛細血管の血流が一時的に悪くなります。
(☆筋繊維=これが束になったものが筋肉となります。)
すると、毛細血管の血流が悪くなっていくと、どんどん水分が筋肉内に溜まって腫れ上がっていきます。(簡単に言うと筋肉が一時的に水ぶくれとなる。)
これがパンプアップのメカニズムです。
※今回のパンプアップについては、わかりやすく説明をしたため、細かい生理学的な部分は多少異なります。
このパンプアップは、時間と共に元の状態に戻ります。
筋肉のパンプアップが起きれば筋肉が太くなる(筋肥大)と、思っている方もいるかもしれません。
しかし、筋肉を太くするには、個人に合わせた適切な重さと適切な回数が重要となります。
ですので軽い重量で何回も繰り返しトレーニングをおこなっても筋肉は太くならないのです。
※しかし、最近の研究では、軽い負荷でも繰り返し限界までトレーニングするとある程度は筋肥大すると言われています。
ただ、軽い負荷では、ボディービルダーのようには筋肉は太くなれません。
別の機会で筋肉を太くする方法を発表したいと思います。
「パンプアップ」おわかりいただけたでしょうか?
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