豆知識

豆知識詳細

偽関節


偽関節。

 

 偽関節とは、名前のとおり偽物の関節。

 

みなさんがイメージしていただくような肘や肩、膝のような関節ではなく、骨折により起こる本来の関節とは別部位に起こるものをいいます。

 

つまり、偽関節は、骨折をしてから折れた骨を元に戻すための骨癒合機序(骨をくっつける作業)が完全に止まってしまった状態をいいます。

 

一般的には、骨折してから6ヶ月以上経過しても骨がくっつかず、骨の異常可動性(骨がずれてしまう)がある場合、または画像検査で判断をして偽関節とみなされます。

 

 通常折れた骨は、同じ骨組織で埋められて治りますが、偽関節は別の組織(繊維組織)で骨折した場所が埋め尽くされてしまいます。

 

この繊維性の組織で埋められてしまうため、骨の安定性が悪く、固く丈夫な骨ではなくなってしまいます。

 

原因は、骨折後の固定不十分・身体の内分泌異常・栄養障害・骨折の整復不十分(骨を正しく整える)、などの原因が上げられます。

 

症状は、痛みがいつまでも残ってしまうのと骨の連続性がないため(骨がくっついてないため)、力を上手く伝えられなくなります。

※例、腕の偽関節は、腕の力を発揮できない。

 

 偽関節になってしまうと基本的には手術療法となります。

 

 

当院でも過去に偽関節の患者様が来院されました。 (いずれも手術適応となりました。)

 

骨折をしたかもしれない。。。その後、半年近く経っても痛みが取れない。

 

もししたら偽関節の疑いも。。。

 

 

☆下記の図は、右足第5中足骨の偽関節の例です。

本来の関節と別の場所(骨の真上)にできます。

 8cd58447-b91d-4025-a8ca-6207a1a97aa0

 

むさしなかはら接骨院

住所 〒211-0053 神奈川県川崎市中原区上小田中7-6-19
アクセス JR南武線「武蔵中原駅」より徒歩8分
TEL/FAX 044-455-5631
診療時間
平日・土曜 10:00~12:30 / 15:30~21:00
休診日 水曜・日曜

当院のインスタグラムページはこちら
https://mail.google.com/mail/u/0?ui=2&ik=09b3859cc8&attid=0.1&permmsgid=msg-a:r-1086530947008381072&th=1943b2a0404f003a&view=fimg&fur=ip&permmsgid=msg-a:r-1086530947008381072&sz=s0-l75-ft&attbid=ANGjdJ-rfwPdVfCXN9VHXPf5XNyTOqEU2C6efDKr4L_Qq2LV1G6rJ-8T3mso2jUTFoSgW3iaUtc_qYtgvAXRMLyjuDG17gOnMD1TrMex45056Sw0aVpeqYznCBG-fdQ&disp=emb&realattid=7AB6243E-03C3-40F9-8291-5E7D79C8D12F&zw
  • facebook
  • twitter

ページ上部へ戻る