2017.09.04
股関節痛
股関節の痛みについて紹介します。
以前もブログで股関節痛について紹介しましたが、最近股関節に痛みを訴える患者様が多いため改めて紹介させていただきます。
股関節の痛みは、いろいろな疾患が隠れていることが多く、なかには「骨疾患」「血管性疾患」「神経性疾患」などなど整形外科的、内科的疾患が隠れていることがよくあります。
※股関節の痛みで過去に当院へ来た患者様で血管性・骨性・神経性の疾患があり専門病院へ紹介したケースがあります。
以前少し紹介しましたが、今回も筋肉が原因で起こる股関節痛を説明します。
股関節痛に悩む方は多くいると思います。
しかし、筋肉性の股関節痛の約6~7割は日常生活が原因です。
股関節痛を抱えている方でこのような形をとっている方はいませんか?
写真①
立つ姿勢(休めの姿勢)
写真②
イスやソファに座る姿勢。どちらか片方に傾く。
人間(おそらく哺乳類大半)は、同じ姿勢を保ち続けるのが得意ではありません。
写真①の✖の部分は負担のかかる場所となります。
写真①の場合は、腰の筋肉と臀部(おしり)の筋肉で身体を支えます。
写真②は腰から股関節を通る筋肉が身体を支えます。右側にやや傾いているため右股関節で主に支えます。
当然、そこの部分で支える時間が長ければ筋肉は疲れてきます。(生理学的には、筋疲労)
一リットルのペットボトルの入った買い物袋を長時間そのまま持っているのを想像してみてください。
はじめは軽いので負担を感じません。
しかし、20分・30分・1時間となってくると腕がパンパンになり辛くなってきますよね。
これは腕の筋肉が疲れてきているサインです。
この原理は、腰や股関節でも同じような現象が起こります。
上記の写真のように長い時間同じ姿勢をとり続けているとペットボトルを持った腕のようにパンパンになり、やがて痛みが出てきます。
その他、同じ姿勢を続けている以外にも、物をくり返し持ち上げる際は、必ず右足を前に出して踏ん張る。
など静止した姿勢でなく、繰り返しの同じ動作でも起こります。
予防策。
普段から筋肉のケアをしておくこと、食事、睡眠など体調管理が重要となります。
体調管理・筋肉のケアは、人によってアプローチの仕方が変わります。
痛みにお困りの方、ケアの仕方がわからない方は、当院へご相談ください。
☆機会があればスポーツ選手の股関節痛についても紹介したいと思います。
☆過去に紹介したストレッチ
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