2016.01.19
サッカー部 中学一年生 症例発表
症例発表をしたいと思います。
今回は、中学一年生サッカー部所属。
疾患名は、腰椎分離症です。
腰椎分離すべり症にていては、以前ブログで書きました。 こちらから!
腰椎分離症と腰椎分離すべり症という言葉をよく聞きます。
この疾患は、名前は似ていますが病態が違います。
腰椎分離症は、腰椎の先端にある棘突起が折れてしまい腰痛を起こします。
もう一つの腰椎分離すべり症は、腰椎の中央(椎体)自体がすべることにより腰痛が起こります。
今回は、腰椎分離症についての症例発表です。(好発年齢12~17歳)
昨年11月。
以前から腰痛には悩まされていたそうですが、最近痛みが強くなり来院。
初診時は、腰の曲げる動作・反る動作(腰部屈曲・伸展)の痛みが出ておりますが、日常生活では強く痛むことはありませんでした。
一番痛みが強く出る動作は、運動中ジャンプをして身体を反らせる動作や全力で走ったりする動作で痛みが出ている状態です。
患部の状態は、第五腰椎に触診での痛みと第五腰椎にを負担がかかる動作に同じく痛みが出ます。
※第五腰椎は、腰椎の一番下になります。
「分離症の他にも疾患を識別診断するときは、患者様のスポーツ種目、よくおこなう動作、日常生活の動作、身体の骨格、筋肉の状態、既往歴などで判断します。」
今回の患者様には、腰椎分離症を疑いがあることを説明し、精密検査を受けていただきました。
画像を撮ったところ、下記の画像のように第五腰椎に(赤線・赤丸の部分)骨折線が見られます。
上の図は、身体の真上から見た図。
下の図は、身体の横から見た図。
今回の場合、スポーツを復帰するまで、約一ヶ月の運動禁止し、その後は体幹の強化、その他の股関節周りや下肢の柔軟性の向上をおこないました。
現在は、腰の痛みや違和感なくサッカーに復帰できています。
腰の痛みがなかなか治らない。
最近痛みが強くなった。
のような方がいたら、もしかしたら分離症かも。。。。。
当院では、しっかりと疾患の識別をして治療をおこなっています。
困ったことがありましたら当院へお問い合わせください。
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