サッカー部（中学生）症例発表

当院で治療をした中学生男子サッカー部の症例発表をします。

今回は、橈骨遠位端骨折（コーレス骨折）。

九月上旬、部活動でサッカーのプレー中に転倒。

その際に左手を地面について受傷して来院。

来院時、左手首に腫れと熱感、手首を動かした際の痛み、手首付近の骨（橈骨）に強い痛みがあり骨折の疑いでレントゲン撮影。

診断は骨折。

下記のレントゲン画像上で少しわかりにくいですが骨折の線がみえます。

骨折＝ギプス固定。

というイメージをお持ちの方がいると思いますが、当院ではその半分のスプリント固定でおこないます。（半ギプスみたいな固定）

※一般的にコーレス骨折は治癒するまでリハビリ期間を含め早くて4週～６週くらいといわれています。

今回の症例では、受傷から約三週間スプリント固定。

その後、軽めの固定に変更し約一週間固定。

固定を外した状態でリハビリに一週間。

という流れで治療をおこないました。

リハビリのタイミングもトラブルなくできたた為、リハビリ期間も短く早期にスポーツに復帰することができました。

その後、日常生活やサッカーのプレーも支障なくできています。