足首の捻挫

 足首を捻挫をした患者様が来院されました。

１６歳　中学生女子　ハンドボール中に足を捻り受傷

 一度練習を中止にし、治療に専念。

一週間後、練習に復帰しました。

ところが体調不良の為、学校を一週間程休んだそうです。

その間、治療間隔が空いてしまいました。

その後、２週間程経った先日、再び来院。

話を聞くと、「日常生活や練習中は痛みがないものの、練習が終わった後に痛みが感じるということでした。」

足首の状態は、損傷した部分に痛みは無く、足首周囲、特に足首前部の筋肉の緊張（筋肉のこわばり）が原因での痛みでした。

この患者様は、過去に何度か足首の捻挫を経験していました。

足首の可動域が悪くなっていたことも原因と考えられます。

 治療は、固まった筋肉を緩め、足首の可動域を広げていきます。

また、捻挫をした際に行う固定を何度かしていたため反射機能が低下していました。

片足立ちでバランスをとる為の反射神経も衰えているため、足の反射神経を取り戻すためのリハビリも行いました。

捻挫や肉離れの後、適切なリハビリをしないと痛めた組織以外の場所が機能不全を起こすことがあります。

「プレーはできるが痛みが残る」

「まだ治りきってないような感じ」

などの症状が残る事があります。

捻挫・肉離れの痛みが長引いている方、是非一度ご相談下さい。

 ☆捻挫に関するブログはこちら→その①　その②　その③