変形性膝関節症についての症例です。　　☆膝の痛みに関するブログはこちら→その①　その②　その③

 ５０代男性。

整形外科で「変形性膝関節症」と診断。

歩行時痛（特に階段昇降時）、膝を曲げてかがむ際に強い痛みが出ます。

月に二度の注射と痛み止めを処方されましたが三カ月たっても状態が変わらず当院へ来院。

 来院時は、右膝関節の腫れ（膝に水が溜まっている状態）、膝関節の可動域制限（曲げ伸ばし制限）、徒手検査上での疼痛がありました。

 見た目、膝の変形がありますが、徒手検査上、ひどい疼痛症状はなく長くかからず治せる印象でした。

まずは、関節の炎症を抑えるため、五日間包帯固定をしました。

五日目で膝関節の腫れ（水腫）が消失しています。

階段昇降時は、やや痛みが残っていましたが手技療法で三日で消失。

合計一週間程で膝の痛みが治りました。

今回の原因は、痛みを我慢して膝関節を無理に動かしていたことが原因でした。

安静にしなくてはいけない時期もあるのです。

長年膝の痛みで苦しんでいる方、正しい処置をすれば必ず痛みは取れます。

※ただし、変形性膝関節症は手術をしないと治らないものもあります。

お困りの方は、当院へご相談下さい。