2019.08.15
手首の骨折 サッカーで受傷(尺骨茎状突起骨折)
尺骨茎状突起骨折(しゃっこつけいじょうとっき)
サッカーのプレー中に起きた手首の骨折の症例です。 ☆その他骨折の症例はこちら→その① その② その③
先週末来院。
サッカーのプレー中に相手と競り合った際に転倒、手を地面に着いた際に受傷しました。
その日のうちに近くの整形外科へ受診。
骨折は無いという診断だったそうです。
3日たっても痛みが引かず、次の日にサッカーの試合がある為出場したくて当院へ来院。
来院時は、左手首に軽度の腫れ、手首の小指側(尺骨茎状突起部)に圧痛、手関節の回旋痛などがありました。
徒手検査上骨折の所見があり、再度レントゲン検査をすることとなりました。
下記の写真が2回目の整形外科でのレントゲン写真です。
→の部分で骨折線がみられます。
やはり骨折していました。
この部分の骨折は見落とすこともしばしばあります。
その他にもこの近くに「三角線維軟骨」(TFCC)という軟骨が存在し、その部分も損傷している可能性があるのでMRI検査もすることとなりました。 ※三角線維軟骨(TFCC)についての説明はこちら
この尺骨茎状突起骨折は、無理して運動を続けると骨が飛んでしまう(転位)ことがあります。
骨が飛んだ場合、手首の可動域が減少し、手術になってしまうこともあります。
事情を説明し、運動を中止。
治療に専念することになりました。
復帰時期は、3週間後を目安としています。
骨折・捻挫・肉離れ・打撲・脱臼をした患者様へ
当院は、運動を続けられることができるのかできないのかを明確にし、復帰時期までの道筋を患者様にしっかりとお伝えします。
お困りの方は、ご相談下さい。
☆9月から診療時間が変更となります。詳しくはこちらをクリック
住所 〒211-0053 神奈川県川崎市中原区上小田中7-6-19
アクセス JR南武線「武蔵中原駅」より徒歩8分
TEL/FAX 044-455-5631
診療時間
平日・土曜 10:00~12:30 / 15:30~21:00
休診日 水曜・日曜
当院のインスタグラムページはこちら
https://mail.google.com/mail/u/0?ui=2&ik=09b3859cc8&attid=0.1&permmsgid=msg-a:r-1086530947008381072&th=1943b2a0404f003a&view=fimg&fur=ip&permmsgid=msg-a:r-1086530947008381072&sz=s0-l75-ft&attbid=ANGjdJ-rfwPdVfCXN9VHXPf5XNyTOqEU2C6efDKr4L_Qq2LV1G6rJ-8T3mso2jUTFoSgW3iaUtc_qYtgvAXRMLyjuDG17gOnMD1TrMex45056Sw0aVpeqYznCBG-fdQ&disp=emb&realattid=7AB6243E-03C3-40F9-8291-5E7D79C8D12F&zw