足関節の捻挫

足首を捻挫をして、靭帯を痛めた患者様が来院されました。

１４歳　中学生女子　ダンス中に足を捻り受傷

一度ダンスの練習を中止し、治療に専念すると１週間半程で固定も外れ、練習にも復帰しました。

その後、体調不良の為、治療間隔が空いてしまいました。

その後、３週間程経った先日、再び来院。

話を聞くと、日常生活や練習中は痛みがないものの、練習が終わった後に痛みが感じるということでした。

足首の状態を確認すると、靭帯の損傷した部分に痛みは無く、足首周囲の筋肉の緊張（筋肉のこわばり）が原因での痛みでした。

この患者様は過去に何度か足首の捻挫を経験しており、足首の可動域が悪くなっていたことも原因と考えられます。

治療は固まった筋肉を緩め、足首の可動域を広げ、筋肉の柔軟性を高めるアプローチを行いました。

加えて、捻挫の固定を繰り返していたため片足立ちでバランスをとる為の反射神経も衰えているため、足の反射神経を取り戻すためのリハビリも行いました。

捻挫の後、適切なリハビリをしないと痛めた組織以外の場所が機能不全を起こすことがあります。

「プレーはできるが痛みが残る」

「まだ治りきってないような感じ」

などの症状が残る可能性があります。

捻挫の痛みが長引いている方、是非一度ご相談下さい。

 ☆捻挫に関するブログはこちら→その①　その②　その③