蜂窩織炎（ほうかしきえん）の症例です。

７月中旬に来院。中学生バレー部

患者様本人は、オスグットだと思い来院。　☆オスグットについてのブログはこちら

 下記の写真をご覧ください。 

右膝が赤く腫れています。（傷口の部分は加工処理をして隠してあります）

この写真ではわかりずらいですが、ひと目でわかるくらい大きく腫れています。

外傷性の場合は、こういった腫れ方はしません。

体温を計ると３７．８℃。

夜からさらに上がる可能性もあります。

おそらく傷口から菌が入ったのでしょう。

この患者様には、夜に体温が上がるようでしたら救急外来への受診を勧めました。

後日、外科へ受診し「蜂窩織炎」という診断が出ています。

患者様は、「痛み」で判断します。

どこに行っていいかわからず当院へ来院する患者様も多くいます。

蜂窩織炎は、症状が悪化すると高熱が出ます。

軽い症状でもすぐに専門機関への受診をおすすめします。

※蜂窩織炎についてのブログはこちら