太もも打撲の症例です。　　☆サッカー・フットサルでのケガのその他ブログはこちら→　こちら

20代男性。

5月上旬、フットサルの試合中に相手と競り合った際に相手の膝が太ももに強打。

激しい痛みで立ち上がれなくなりました。

来院時は、チームメイトに担がれ来院。

大腿部に大きな腫れ。

中で相当な内出血を起こしているのが予想できます。

ひどくなるとコンパートメント症候群を起こしかねません。※コンパートメント症候群の説明はこちら

初回の治療は、圧迫・冷却（アイシング）・挙上を徹底し、その日は包帯で圧迫して松葉杖でそのまま帰宅して頂きました。

自宅でも足を挙上することを指導し患部の安静をはかります。

二日目

患部の腫れは、半分以下になりました。

通常歩行は、包帯固定をすれば歩行できますが念のため松葉杖は継続します。

三日目

患部の腫れはなくなり、通常歩行も問題無い為、松葉杖は除去しました。

筋肉の損傷もある為、運動はまだ中止です。

10日目

痛みはなくなり、フットサルも許可しました。

14日目

運動時も問題なく治癒。

現在もプレーされているそうです。

今回は、受傷後すぐに来院してくれたことと、適切な処置ができたため早期治癒することができました。

外傷に関してお困りの方がいましたら当院へお問い合わせください。