2019.04.19
肉離れ 症例発表
太もも肉離れの症例です。
中学生野球部。4月上旬来院。
ホームベースにスライディングをした際、左太ももに激痛が走り当院へそのまま来院。
来院時は、患部に腫れ大腿部(前部)に伸張痛があり、通常歩行もできない状態でした。
症状からして大腿部前部にある大腿直筋の肉離れです。
一週間後に試合が控えており何としても出たいという強い希望がありました。
今の症状で一週間後・・・
治癒過程を計算してもなかなか難しい。
肉離れをした部分が完全にくっつく事はかなり厳しいです。
「わかりました。何とか試合には間に合わせます」
とその子とお母さんに約束をしました。
約束しましたので何とかしなくてはなりません。
初診時は、冷却と圧迫(この圧迫加減で早期復帰と遅延が大きく分かれます)、物理療法をしました。
受傷から2日間は、患部に固定と松葉杖にて患部にかかるストレスを完全になくします。
3日目、患部の炎症反応が引いてきたため、損傷部位以外のリハビリを早期に開始します。
受傷5日目、通常歩行が可能になり日常生活動作の痛みがなくなりました。
試合前日、ここでようやく運動を再開します。
スポーツ選手は、一週間くらい休んだことでパフォーマンスが落ちることはまずありません。
逆にいい休養ができたことでパフォーマンスが上がることもあります。
ですから、今回は試合前日まで運動を休止し、患部の治療に専念しました。(軽いリハビリ運動は行っています)
試合当日、患部はまだ完治していないため、テーピングにて患部の保護・その他の組織の能力を上げるようなテープを貼りました。
※肉離れをしていますのでケガをする前のような100%の力を発揮することはできません。100%に少しでも近づけることが私たちの役目です。
試合後そのまま報告に来てくれました。
「最後までプレーできました!」
ホッとする瞬間です。
普段の力の80%ほどでプレーできたそうです。
この患者様は、一週間後、合計二週間で治癒しました。
当院は、早期復帰したいという患者様が多く来院し、それぞれの患者様に合った治療、復帰時期をみています。
お困りの方は、ご相談下さい。
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