テニス肘の症例発表です。☆過去のテニス肘のブログはこちら

営業職の４０代女性、肘の痛みは数ヶ月前から起こっていました。

デスクワークや外回り営業の際、重い荷物を持つことが多く痛みが出たそうです。

 日常生活においても、自宅でのパソコン作業や家事が多くが休める暇が無い状態で。

 前腕部の痛みだけではなく、肩～首の筋肉の張りや痛みも著名に出ており、「胸郭出口症候群」を併発していました。（以前もこういった症状の患者様を紹介しました。）

☆胸郭出口症候群の説明はこちら

 この胸郭出口症候群が併発していた為、肘の痛みが長く続いてしまったと考えられます。

そして、前腕の治療だけではなく、首周りの治療も行うことで、治療後、肘の痛みがかなり軽減しました。

治療を開始してから１５日目で肘の痛みが完全に消失しました。

その後、日常生活で負担のかかりづらい動きの指導、肘と首のセルフケアを指導し治療を終えました。

 このように現在出ている症状とは別に、他疾患がが併発してしまって悪化しているケースは少なくありません。

長く続く痛みにお困りの方、是非一度ご相談下さい。