マレットフィンガーの症例です。※マレットフィンガーの説明はこちらから

 ２０代男性。

バレーボールのブロックをした際に右手第４指（薬指）の第一関節（DIP関節）を受傷。

本人は、受傷当初、痛みも全くなく負傷したことに気づいていなかったとのこと。

プレー終了後に指の変形に気づいたようです。

来院時も痛みや腫れなどはありません。

腱性のマレットフィンガーです。（１型）

 下記の写真をご覧下さい。

第４指が変形しているのがわかります。

今回の疾患は、約８週間は固定が必要です。

手術をする場合がありますが、保存療法をすることが多いです。

受傷してからなるべく早急な処置が必要です。（過去に３週間そのまま放置してそこから治った小学生もいましたが……）

ただの突き指だと思ってそのまま放置すると手遅れになってしまいます。

当院周辺の地域（川崎市）では、指をケガしやすいスポーツ、バレーボール・ドッジボール・ハンドボール・サッカーなど非常に盛んです。

何かありましたら当院へご相談ください。