症例について

内科疾患 (その他の科)詳細

ぎっくり腰    (尿路結石)


ぎっくり腰と思って来院された患者様。

 

 

しかし、今回の患者様は、違う疾患が隠れていました。

 

 

疾患名は、「尿路結石」です。

 

尿路結石とは、腎臓、尿管、尿道、膀胱などにできやすく、中年男性に多い疾患です。

 

分類は、上部尿路結石下部尿路結石の2種類があります。

 

細かく分けると上部尿路結石は、「腎臓結石と尿管結石」の二つ。

 

下部尿路結石は、「膀胱結石と前立腺結石」の二つです。

 

日本人の場合は、上部尿路結石が大半を占める。

 

 

症状は、激痛を伴う場合と腰や背部の筋肉の軽い痛み?という症状の場合もある。

 

痛みを訴える場所は、腰・わき腹・背中・などに感じられます。

 

尿管結石の約3割は痛みを伴いません。

 

結石は多くの人でしばしばできているものですが、結石の大きさが尿管よりも小さい場合、自然に尿管内を移動して尿として流される場合があります。この際は、痛みも出ません。

 

しかし、結石の大きさが大きい場合は、尿管を塞いでしまいます。

 

すると、腎臓で尿が作られるにつれ腎臓から結石の位置までの圧力が高まってゆき激痛が発生します。

 

 

ですので、尿路結石は、筋肉が原因の腰痛と間違えやすいのです。

 

 

(治療→薬物療法・手術療法など)

 

 

 

 

 

 

 

以下から症例を紹介します。

 

 

 

九月上旬。

 

 

50代男性。

 

 前々からこしに違和感たまに来る痛みはあったそうですが、日常生活には支障はなく医療機関には行かなかったそうです。

 

 

しかし、この日は、自宅で庭いじりをしていた際に突然激痛が走りました。

 

 

当初、腰を真っすぐにすることもできず。激しい痛みが伴ったそうです。

 

 

自宅で30分ほど横になって休んでいましたが、痛みが引かないため当院へ来院。

 

 

来院時は、痛みで顔が蒼白で立っているのもやっとという状態でした。

 

痛みの発生機序や症状を見て、内科的な症状(尿路結石を一番に疑いました。)を疑い近くのクリニックに紹介状を送ることになりました。

 

 

 

後日連絡があり、診断結果は「尿管結石」ということでした。

 

 

 

このように、背中の痛み、腰の痛み=筋肉性腰痛・ヘルニア

 

 

ではなく、違う疾患が書くれている場合があります。

 

 

 

まず、尿路結石予防には、食生活の改善が必要です。

 

 

水分の十分な摂取。油物・インスタント食品・添加物の多い食品は、取りすぎず控えましょう。

むさしなかはら接骨院

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