肋骨骨折の症例発表です。

※以前ブログで書いた肋骨骨折の説明はこちらから

２０代男性。右第８肋骨骨折。

八月中旬。

公園で散歩中に転倒した際に岩にぶつけ受傷。

初診時は、咳き込む動作、呼吸時、立ち上がり時、などどの動作も痛みを訴えていました。

レントゲン上では、右の第８肋骨に微かに骨折線（ヒビ）が見られます。

（今回は、レントゲン写真はありません。）

肋骨骨折は、レントゲン検査ではわかりにくく、CTやMRIで確認をする場合があります。

 骨折が治る期間は、個人差はありますが、約４週から５週ほどかかります。

しかし、痛みのピークは受傷から１週間ほどで徐々に軽快し、重いものを持つ、寝た姿勢から急に起き上がったりする、などの動作以外は個人差が多少ありますが痛みがそれほど出なくなります。（日常生活大きく不自由することなく過ごせます。）

この患者様は、受傷一週間ほどで多少痛みは出るものの不自由なく生活できるようになりました。

ただし、肋骨の動きを抑える肋骨バンドは引き続き固定を続けます。

現在も治療は行っていますが、９月中旬に治癒予定です。

肋骨骨折は、知らぬ間に折れていた。などのケースもまれにあります。

お困りの方は、ご相談ください。