腰椎椎間板ヘルニア症例発表

腰椎椎間板ヘルニアの症例発表です。

９月中旬。５０代男性。

腰から臀部の痛みを訴え来院。

痛めた原因は、自宅で掃除をしていた際に庭の石を持ち上げた際に急に痛みが出たとの事でした。

初診時は、腰を前にかがめないような状態でした。（腰部が屈曲できない状態。）

本人は、下肢のシビレを訴えていませんでしたが、ヘルニアの徒手検査をしたところヘルニアの所見を疑う症状が出ていました。

次の日、整形外科へ紹介をしてMRI検査。

今回は、画像がなく写真での説明はできませんが、画像上でヘルニアと診断。（第５・第四腰椎間の椎間板ヘルニア）

下肢の筋力低下・下肢の知覚鈍麻（触れた際に感覚が鈍く感じる）は若干あるものの、このまま保存療法で治療を進めていくこととなりました。

今回の患者様は、日常生活の管理ま比較的にできたため（腰に負担をかけない日常生活動作）、日常生活に全く違和感を感じなくなるまでは三週間ほどかかりました。

しかし、下肢のしびれ・知覚鈍麻・筋力低下は、必ずしもヘルニアによる症状と一致しない場合があります。

ですので、検査画像と現在出ている症状を照らし合わせながら治療を勧める必要があります。

当院は、スポーツ選手だけでなく、子供からご年配の方まで患者様が多く来院されます。

お気軽にお越し下さい。