突き指の症例発表です。

今回は、指先末節骨の骨折。　　　以前紹介した、マレットフィンガーと近い場所です。　　☆マレットフィンガーについては、こちら！

患者様は、小学生。

下記の図がレントゲン画像です。

赤丸部分が骨折を起こしています。

バスケットボールで突き指をしてから、三日経っても痛みが治まらず来院。

初診時は、患部の腫れも痛みもそれほどありませんでした。

ただ、骨折部（末節骨基底部）に限局性な痛み、指関節の可動痛などがありレントゲンを撮る選択をしました。　※検査法以下省略。

レントゲン結果は、上記に載せたように骨折が見られます。

今回は、手術はせずに保存療法をおこなうことになりました。（当院で治療をおこないます。）

治癒する期間は、おおよそ５～６週になります。

この部位の骨折は、後遺症が残りやすいので、「指が何日たっても痛い」「指が伸びきらない」「腫れが引かない」

※過去に三週間放置して来院された患者様もいました。（保存療法で完治）

などの症状がありましたら、早めの受診をおすすめします。