2016.02.06
胸郭出口症候群
胸郭出口症候群。
胸郭出口とは、肋骨が構成する胸郭の上部に当たる場所です。(肩甲骨と鎖骨の間の溝の部分です。)
この胸郭出口症候群の症状は、パソコンなど事務作業、つり革につかまる時に上肢(肩や腕、肩甲骨周囲)のシビレや痛みが生じます。
※他にも、前腕や手の指先に沿ってうずくような、手と腕の感覚が鈍くなるような感じ方、手の握力低下などの運動麻痺の症状が出ることがあります。
このような症状と非常に似ていて、危険な疾患があります。
それは脳梗塞です。(その他、脊髄腫瘍、頚椎ヘルニアなども同症状が現れます。)
脳梗塞はみなさんがおわかりのように緊急性があるもので、手のしびれ(胸郭出口症候群)だから。。。
などと、思い込みそのまま放置しないで早急な検査が必要です。
胸郭出口症候群は、先程説明した胸郭出口部分を通る、鎖骨下動脈や腕神経叢が周囲の組織により圧迫(絞扼)されると、症状が出ます。
圧迫(絞扼)場所によって、斜角筋症候群、過外転症候群(小胸筋症候群)、肋鎖症候群、と呼ばれていますが、総称して胸郭出口症候群と言います。
検査法としては、腕のしびれや痛みのある側に顔を向け、そのまま首を反らす、鎖骨下動脈が圧迫され、手首のところの橈骨動脈の脈が弱くなったり、また拍動が触れなくなります。 ※これをアドソンテストといいます。 その他テスト法省略。
下記の画像は、アドソンテスト。
しかし、このようなテスト=陽性。
なので斜角筋症候群。 という判断はできません。
テスト法だけでなく、その他の症状を照らし合わせて診断をします。
まず、腕から手にかけてしびれ感、だるさ感などがでたらご相談ください。
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