2015.12.13
腰痛になる原因 その①
長く座っていると腰が痛くなる。
こんな経験ありませんか?
私も冠婚葬祭などで長く座っていると、腰が痛くなった経験があります。(イスの背もたれに寄りかかっていても同じことです。)
なぜか?
それは、座っている時も腰周り、お尻周りの筋肉は、働いています。(※体幹、上半身を支えています。)
これを腕に例えると、買い物に行った際、重い買い物袋を持って家に帰るとき。
袋を持っているとだんだん腕が疲れて痛くなってきますね。
その原因は、買い物袋を持つための腕の筋肉が疲労を起こします。そしてパンパンに張った筋肉の腕は痛みを起こします。
※これは、筋肉の量とは無関係。ムキムキのボディービルダーでも同じことをしていれば痛みをおこします。
腰も似たようなことが起きます。
先ほど少し説明したようにイスに座っていても、腰とお尻の筋肉は骨盤と背骨を支え続けます。
人間は座ってる際に自分の体重を支えられる時間は約20分と言われています。
約20分経過すると筋肉は疲労物質を上手く除去できなくなり、筋肉の張り、痛みが出てくるのです。(個人差があります)
その疲労の積み重ねが、座ることによって起こる腰痛になってしまうのです。
では、どうすればいいのか?…
それは、支え続けている筋肉を一度リセットすればいいのです。
具体的には、一度立ち上がって歩く、仕事などで立ち上がれない状態でしたら座っている姿勢を変える。
こういった事をする事により支え続けて力が入りっぱなしの筋肉が一度力を抜くことができます。
また、一日中活動をして疲れきった筋肉のケアを日々することも重要です。
(例えばストレッチ、睡眠、お風呂で温まる)
よく座る姿勢が悪いんですか?
という質問をされます。
座る姿勢が悪いのも原因の一つ。
しかし、先ほど上記で書いたように座る時間が長いこと自体が腰には良くないので、座る姿勢が良ければ痛くならないとは言えません。
それでも座って負担のかかりにくい座り方はあります。
今回は、負担のかかりにくい座る姿勢も説明します。
小学校の頃によくした体育座りと正座。
どちらが腰には負担がかからないと思いますか?
それは正座です。
体育座りは腰骨が曲がり(後弯する)腰周りの筋肉にたいしての負担が強くなります。
逆に正座は背すじも真っ直ぐなり筋肉の負担も減ります。
これをイスでも実践すればいいのです。
下記の図は、腰が丸くなった座り方。
背もたれまで深く座っています。
もう一枚は、イスに浅く座り背すじが真っ直ぐ。正座に近い形をしています。
このように、座り方を変えるだけで腰の負担は、かかりずらくなります。
デスクワークで腰痛にお困りの方。
是非お試し下さい。
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