症例について

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鎖骨骨折症例発表


鎖骨骨折の症例発表をしたいと思います。

 

その前に鎖骨について説明したいと思います。

 

鎖骨とは、上肢を固定する役割と肩甲骨の支える役割があります。

 

骨折のおこりやすい場所は鎖骨の外端部。(外中1/3)

 

今回は小学5年生。

サッカーのプレー中に転倒し、左肩から落ちました。

初診時は自分で左腕を上げることができず、それとともに腕を動かした際に強い痛みも伴っていました。

患部は軽度の腫れ、鎖骨部を触った際に強い痛みがあります。(限局性圧痛)

 

鎖骨の骨折を疑い次の日にレントゲン検査。

レントゲンでは鎖骨骨折の好発部位である外端部に骨折線がみられます。 ※下記の図で記してあります。

 

鎖骨骨折は非常に骨がズレやすく管理も大変なため、今回は腕の動揺性をなくすのと胸郭を開く(胸を張らせる)固定をします。

 

使うものは、胸を張らせる鎖骨バンド、肩の動揺をおさえる包帯と三角巾を使用します。

鎖骨骨折は、4週間で癒合すると言われています。(グルトの表を参考)

※ただし個人差はあり。

 

 

今回の場合はレントゲンと症状を見比べながら固定の期間を決めました。

固定期間を4週間し、鎖骨バンドだけを1週間。

計5週間の固定をしました。

 

骨の折れ方でも固定法や期間が違います。

 

また別の疾患があれば発表したいと思います。

 

 

※下記の図は左肩前面の図です。

赤線の場所で鎖骨骨折がよく発生する場所です。

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むさしなかはら接骨院

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