2016.09.28
足首捻挫後の拘縮 症例発表
足首捻挫をして拘縮(足首が固まってしまう)してしまった患者様の症例発表です。
8月下旬来院。 大学2年生バレーボール部。
一か月前にプレー中、足首をひねり受傷。(足首の靭帯損傷)
そのまま近くの整形外科へ受診しギプス固定。
約一ヶ月そのまま固定し、安静にしていたそうです。
固定を外してから、靭帯は治ったと言われましたが、痛みがなかなか取れず当院へ来院。
患部を診させてもらったところ、足首がひどく拘縮している状態でした。(足首が固まって通常歩行できない程)
症状は、歩行時の痛み・足首を可動させた時の痛み・安静時の違和感などなど
拘縮によって起こる症状が多々ありました。
三週間後には、試合に出たいとの要望。
治療は、温熱療法でを温め、リハビリをメインとした足首の可動させる運動、ストレッチなどをやっていきます。
ここで注意しないといけないのは、リハビリを過度にやること、または不十分になってしまうことです。
過度にやりすぎてしまうと関節に炎症が起こり足首が腫れ復帰まで大幅に遅れてしまいます。
また、不十分ですと足首が固まったままでいつまでたっても復帰できません。
この患者様は、リハビリを開始してから一週間でジョギングができるようになりました。
筋力トレーニングのメニューも強化し、少しずつ球技に参加していきます。
拘縮がひどく時間がかかってしまいましたが、今回は約三週間ギリギリで試合に間に合い、スポーツに完全復帰することができました。
捻挫の固定を外すタイミングは難しいです。
この患者様も固定期間中、大会に間に合うのか、固定をいつ外せばいいのかと不安だったようです。
今回のように外傷に関してわからないことがあれば、ぜひご相談ください。
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