2017.05.12
変形性膝関節症 症例発表
ご高齢の方に起こる疾患。
「変形性膝関節症」についての症例発表です。 ※変形性膝関節症の説明はこちらをクリック
85歳男性。
3月下旬に来院。
来院時、膝関節に腫れ(ひざに水が溜まること)があり、膝の屈伸時、歩行時の痛み(特に階段を降りる際)がありました。
以前、通っていた整形外科では、膝に溜まった水を何度か抜き一時的に楽になりましたが、二日後くらいには再度ひざに水が溜まり同じような痛みが半年以上続いている状態です。
今回の場合は、炎症症状をくり返し返しているため一度安静にしなくてはなりません。
患者様に患部を安静にしなくてはいけないこと。日常生活でして欲しくない動作の説明。固定するおおよその期間を説明し、納得していただいた上で今回は、ひざ関節の曲げ伸ばしを制限するため、包帯固定をしました。
※特に今回のような、ひざ関節内の炎症症状が起きている場合、患者様には現状を理解していただき、膝を治すために協力していただかなくてはいけません。
包帯固定をして約2週間ほどで関節の腫れがおさまり、膝の曲げ伸ばしの痛みもなくなりました。
その後は、足の筋肉の柔軟性の改善、筋力強化をして約一ヶ月で治療を終えました。
変形性膝関節症も今回のように固定をして痛みが取れる物、数回の治療で痛みがとれるもの、手術が必要なものと様々です。
長年膝の痛みに苦しんでいる方は、ぜひご相談ください。
☆変形性膝関節症は、変形が完全に治るものではありません。
当院の治療で、関節の曲げ伸ばしの角度が広げること(関節可動域の拡大)。
手術適用を除き、膝の痛みを取って日常生活を不自由なく過ごすことは可能です。
住所 〒211-0053 神奈川県川崎市中原区上小田中7-6-19
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