膝詳細

オスグット


オスグットの症例発表です。

 

中学二年男子。バスケットボール部に所属。

 

以前から膝に痛みがあり、我慢してプレーをしていたそうです。

 

初診時は、左ひざの患部の腫れ、押した際の強い痛み(圧痛)。膝の屈伸時に強い痛み、その他の症状からも考え、骨(脛骨粗面)が離開していることを疑いレントゲンで一度確認することにしました。

 

 

下記の図は、左ひざのレントゲン像。 

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赤丸で記してある部分が骨片が突出している場所です。

 

この場所(脛骨粗面)は、 未成年の場合、骨の間に成長するための軟骨が存在します。

 

この軟骨は、骨に比べて脆弱で大腿四頭筋の牽引力で繰り返し炎症を起こすことにより軟骨の部分が剥がれてしまいます。

 

上記の図が剥がれてしまっている状態です。

 

一度剥がれてしまったものは再度くっつくことはありません。

 

痛み(炎症)を繰り返し、スポーツまたは日常生活に支障が出る場合は手術適用になることがあります。(骨片を取り除きます。)

 

しかし、炎症、痛みが取れて大腿四頭筋やその他大腿部・股関節周囲の筋肉の柔軟性が改善できれば、再度痛みが出ることなくスポーツをすることができます。

 

オスグット病は、人によって一週以内で治るもの、一ヶ月以上かかるものなど病態によって治る期間が全然違います。

 

そのまま放置していると大人になってからも痛みが続くことも。。。

 

オスグット病で痛みがなかなかとれない方、ご相談ください。

 

 

 

 

 

むさしなかはら接骨院

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