投球指導を行いました。

高校生投手。

半年前に右肘に痛みを訴え、整形外科へ受診。

レントゲン上は異常なし。簡単なフォームも指導を受けたそうです。

何回か通ったそうですが、症状に変化がなく先週当院へ来院。

来院時の症状は、日常生活で痛みは出ないものの投球時に強い痛みが出現。

塁間もまともに投げれないそうです。

当院にあるエコーで検査したところ、エコー上は問題なし。

徒手検査では、肘の内側の筋肉で炎症を起こしていました。（尺側手根屈筋・上腕筋）

負担のない投げ方をしていれば痛まない場所です。

話を聞くと「球がよくすっぽ抜けてしまう」「ストレートがスライドしてしまう」などの問題点がありました。

その話を聞いて大体投げ方、痛めた原因がわかってきました。

実際に投球フォームをみてみると予測通り肘に負担のかかるフォームです。

①インステップ

②上体の突っ込み

③肘が下がる

大きく分けてこの三つの問題点がありました。

上記三つの問題が起きてしまう原因は、右股関節の使い方です。

 この股関節を修正すれば大方改善ができそうです。

 この患者様は、後日「投球リハビリ外来」行う予定です。　☆投球リハビリ外来とうきゅ・オンライン投球リハビリ外来についてはこちら

☆投球リハビリ外来についての動画はこちら↓