投球障害活動日記

投球障害活動日記詳細

少年期における外側型野球肘(1)


肘の外側には手首を伸ばしたり手指を伸ばしたりする筋肉がついています。

 

ボールを投げる際は、手首を内側に捻る筋肉や手指を曲げる筋肉が働きます。

ボールを投げるのに外側の筋肉はメインに働きません。
では“なぜ?”肘の外側を痛めてしまうのでしょうか。

 

投球動作で一番肩や肘に負担のかかるフェーズは、「加速期」といわれるフェーズです。
投球リハビリ理論では、投球開始期からリリース期にかけてのフェーズです。
いわゆる「腕を振る」メインのフェーズになります。

 

投げる際に手首の曲げ伸ばしに偏る投げ方では、外側の筋肉に負担がかかります。
その際は、外側の筋肉が炎症を起こします。(外側上顆炎)

 

少年期の場合は、それよりも注意すべき疾患があります。
それは、上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(OCD)です。

 

肘の外側に、腕頭関節と呼ばれる関節があります。
投球時の過剰な負担によって、関節面が衝突し損傷を起こします。
初期の症状であれば、保存療法(安静)で治ります。
しかし、症状が進行すると手術が必要になります。

剪断性の骨軟骨障害のため、好発年齢は12~15歳頃と言われています。

 

肘の外側に痛みが出た場合は、無理をさせずに早めの受診をおすすめします。

 

下記の写真は、離断性骨軟骨炎(OCD)のレントゲン像です。

image1

むさしなかはら接骨院

住所 〒211-0053 神奈川県川崎市中原区上小田中7-6-19
アクセス JR南武線「武蔵中原駅」より徒歩8分
TEL/FAX 044-455-5631
診療時間
平日・土曜 10:00~12:30 / 15:30~21:00
休診日 水曜・日曜

当院のインスタグラムページはこちら
https://mail.google.com/mail/u/0?ui=2&ik=09b3859cc8&attid=0.1&permmsgid=msg-a:r-1086530947008381072&th=1943b2a0404f003a&view=fimg&fur=ip&permmsgid=msg-a:r-1086530947008381072&sz=s0-l75-ft&attbid=ANGjdJ-rfwPdVfCXN9VHXPf5XNyTOqEU2C6efDKr4L_Qq2LV1G6rJ-8T3mso2jUTFoSgW3iaUtc_qYtgvAXRMLyjuDG17gOnMD1TrMex45056Sw0aVpeqYznCBG-fdQ&disp=emb&realattid=7AB6243E-03C3-40F9-8291-5E7D79C8D12F&zw
  • facebook
  • twitter

ページ上部へ戻る