2019.10.19
野球肩の症例 中学二年生ピッチャー
野球肩の症例です。
9月下旬に来院。
1か月前に近所のスポーツ整形外科へ受診し「野球肩」と診断。 ☆野球肩についての説明はこちら
写真はイメージです。「野球肩」のレントゲン写真。
1ヶ月そのまま投球禁止していたそうですが、いつ投げ始めてよいのか、いつ復帰できるのかがわからず困っていたそうです。
この患者様の知り合いの方が、当院を紹介していただき当院へ来院。
診させてもらったところ、骨の状態はかなり良く肩関節の可動域さえ戻せば投球できる状態でした。
レントゲン像だけ診ては、復帰を判断するのは非常に難しいです。
画像判断だけでは、復帰が大幅に遅れてしまう事があり、患部の状態を直接診て判断することが重要となります。
1回目の治療で可動域回復できたため、まずは塁間を50球。
その際、投球フォームを指導しました。
この選手は、テイクバック動作が上手くできずボールリリース時に肘が下がった投球をしていました。
肘が下げると肩関節の動きが悪くなり、肩に大きく負担がかかってしまいます。
肘が下がると下記の写真のような矢印の方向の動きが大きく制限されます。
フォーム修正で肩の動きがスムーズとなりました。
次の週には塁間より少し離れた角度で80球許可。
投げる力は大体80%くらいを指示しました。
この頃は試合に出ても問題無い為(外野手で出場)、試合に出場を許可しました。
※条件は、バックホームの送球は必ずカットマン(中継プレー)をつける事。
そして当院来院2週間が経過し全力投球を許可しました。
その人に合った正しい投げ方をすれば再発はまずしません。
当院では、肩肘の早期回復治療、そしてその選手にあったフォーム指導をしています。
投げ方は一つではありません。
その人に合わせたベストなフォームを指導しています。
野球肘・野球肩に悩む選手へ。
復帰のタイミングがわからない。
野球肘・肩と診断されたけどいつからどのぐらい投げて良くて、どんなリハビリをしたらいいのかわからないなどお困りの方がいましたら当院へお問い合わせください。
☆野球肩の症例ブログはこちら
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