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野球肘の症状と治療について(2)


野球肘の症状と治療について続きを書いていきます。

 

前回は野球肘の概要と、内側型野球肘について簡単に説明しました。

野球肘の症状と治療について(1)はこちら

 

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 (上腕骨内上顆裂離骨折+上腕骨内上顆骨端離開)

 

今回は内側型野球肘の治療方法について説明します。

 

内側型野球肘の代表的な疾患名をあげると、

成長期においては

・上腕骨内上顆下端裂離骨折・分節・上腕骨内上顆骨端離開・尺骨鉤状結節裂離骨折・上腕骨内側上顆炎など

青壮年期においては

・肘関節内側側副靭帯損傷・上腕骨内側上顆炎などがあります。

 

症状としては、肘を曲げ伸ばしした時の痛み(可動時痛)、安静時の痛み、腫れ(腫脹)、

また、痛みの有無に関わらず、「曲がらない」「伸ばせない」といった関節の動きが制限される場合もあります。

 

治療方法についてですが、急性の症状がある場合は、局所の消炎及び安静を優先にします。

「急性の症状」とは、いわゆる“炎症”のことをいいます。

“炎症”は発赤・熱感・腫脹・疼痛・機能障害という5徴候があります。

筋肉や靭帯、骨、軟骨などの組織損傷が起こると、修復するために炎症反応が起こります。

炎症反応は、組織を修復するために起こります。

…..ということは、炎症を抑えすぎても組織の修復が遅延する可能性もあるということです。

つまり、初期の処置は炎症をコントロールすることが大切です。

 

当院では、急性の炎症反応を伴う症状の場合は、

アイシングや干渉波治療器、超音波治療器、レーザー治療器などを、

症状にあわせて使用し、炎症をコントロールしています。

また、患部の安静を保つために、必要に応じて患部の安静固定をします。

 

急性の炎症反応は、3日から5日程度がピークといわれています。

炎症反応がピークを過ぎると、今度は組織の修復が加速していきます。

そのため、局所の血流を“抑える”処置から“増やす”方へシフトしていくことが必要です。

 

その段階において当院では、各種治療器や超音波浴装置などを用いて、患部の早期回復を促します。

 

症状や疾患によって、治療方法や方針は異なりますので、詳細は疾患毎に説明させて頂きます。

 

 

 

 

 

むさしなかはら接骨院

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