投球障害活動日記

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野球肘の症状と治療について(1)


今回は野球肘の症状と治療について書いていきます。

 

「野球肘」

野球肘とは、野球(投球)により肘にストレスがかかり、発症するものをいいます。

野球肘には、

①内側型

②外側型

③後方型

があります。

 

今日は①内側型について書いていきます。

 

肘関節の内側には、内側側副靭帯、前腕屈筋群などの組織が存在します。

投球時は、「トップ」の位置から「加速期」にかけて、肘の内側には牽引力がかかります。

牽引される関節を安定させるために、靭帯が働きます。

動的な支持機構として、筋肉が収縮しながら関節を安定させるように働きながら、力を発揮します。

 

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成人では、骨は硬化しているため、関節周りの筋肉や靭帯にストレスがかかり損傷を起こします。

プロ野球選手やメジャーリーガーで、「肘内側側副靭帯損傷」といわれるのはこの疾患です。

靭帯が損傷を起こすと、関節の安定性が欠落するため、側方の動揺性(不安定性)が出る場合もあります。

 

成長期では、構造的に弱い部分があります。

骨端線と呼ばれる成長軟骨の部分です。

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軟骨組織は、構造的に骨よりも柔らかいため、弱いといえます。

筋肉や靭帯にストレスがかかった結果として、軟骨組織に負担がかかり損傷を起こします。

病態により、様々な疾患があり、上腕骨内上顆下端裂離骨折・分節、上腕骨内上顆骨端離開、尺骨鉤状結節裂離骨折などに分類されます。

 

各疾患については、後述します。

むさしなかはら接骨院

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