投球障害活動日記

投球フォーム指導詳細

投球フォーム指導  「投球リハビリ外来活動報告」中学一年生右投手


投球リハビリ外来活動報告です。中学一年生右投手。

 

今回の選手は、過去に野球肘(外側型)がありましたが現在治癒。※野球肘外側型の説明はこちら

フォームに問題点があったため、「投球リハビリ外来」でフォーム修正しています。

 

改善点は3つ

①肘を前に押し出して投げてしまう。

②ウエイトシフト時に背中が曲がってしまう。

③テイクバック時に右手を後方に引きすぎてトップの動作を作れていない。

 

 

肘を前に出して投げる。 ☆以前、似た内容でブログを書きました。こちらもご覧下さい。←スナップスローの説明ですが、投げることに関しては共通しています。

身体の回転時(投球開始期~ボールリリース期にかけて)、身体より腕が先行してしまっています。

こうなってしまうとボールをリリースする際、身体のひねりを使った投球ができないため、肘だけに頼った投げ方をしてしまいます。

この投げ方を続けるといつか肘を壊してしまいます。

ボールを投げるのに重要なのは、正しい軸を作った身体の回転肩の回旋運動です。

正しい投げ方ができれば、肘はボールリリース時に勝手に伸びます。(肘関節が自然に伸展する)

投球では、あえて肘を意識する必要はありません。

 

下記の写真のようにリリース時は肩の回旋を使って投げます。

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ウエイトシフト期に背中が曲がってしまう。

体重移動の際に猫背になってしまっています。

 

下記の写真は、投球フォームでなくスクワットの姿勢ですが、投球時のウエイトシフト期の姿勢は、このスクワットに近い姿勢を作ります。

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 スクワットの姿勢を指導します。↓

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 これを投球動作とリンクさせます。↓

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テイクバック時に右手を後ろに引いてしまう。

これも過去のブログで紹介しました。 →この内容のブログはこちら

この投げ方をしてしまうと肘が下がった投げ方をしてしまったり、肘がスムーズに上がらないため無理に肘を上げることで肩を壊してしまうことになります。

 

今回は、前回の復習も含め3つのポイントを指導しました。

ここ最近各チームも連戦が多い時期になってきます。

そして、肩肘の痛みを訴え来院される患者様が増えています。(小学生・中学生・高校生が多いです。)

肩肘を痛める原因は、正しい投げ方ができていないか。または、単純な投げすぎです。

特に投球数は、管理が重要となります。

 

肘方の痛みにお困りの方がいましたら、ぜひ当院へご相談ください。

 

 

☆投球リハビリ外来の始まりについてはこちら

 

むさしなかはら接骨院

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