2018.02.23
野球肘 投球リハビリ外来活動報告
野球肘治療後、投球リハビリ外来をしました。
小学6年生 右投げ投手。
右の野球肘内側型。
初期は、肘の痛み、肘の可動域制限がありましたが、治療により痛みが消失したため「投球リハビリ外来」をすることになりました。 ☆野球肘内側の説明はこちら
投球フォームを確認したところ、修正ポイントが2つありました。
1つ目は、テイクバックからトップまで肘を挙げられずに投球をスタートしてしまっていること。
トップまで肘を挙げられないとボールリリース時に肘が下がってしまいます。
2つ目は、下半身です。
投球側の足がインステップ(右投手なら三塁方向に流れてしまう)になっていました。
この足の形になってしまうと投球側の膝が割れてしまったり、ボールが抜けてしまったり(シュート回転)、思うようにボールがコントロールできなくなってしまいます。
一軍で投げているプロの投手も下半身の動が定まらず結果インステップになり、抜け球が多い選手がいます。
制球が定まらないため、ここ1・2年苦しんでいるのがみられます。
下半身の動きがいかに大切かがわかります。
話は戻りますが、まずは上半身。
1回目は、テイクバックの正しい使い方について指導しました。
そして、2回目に下半身の動きを指導します。
軸足の使い方、投球側の足の運び方を指導。
下半身の「ため」が作れると腕の振りも変わります。
振りが大きくなってくるのです。
選手によって個人差はありますが、今回の選手は飲み込みが早く2回目で全体的な動きがかなり改善しました。
速い球が投げたい、制球力をつけたいなど、怪我以外の選手も投球リハビリ外来を受けることができます。
気になる方は、お問い合わせください。
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