2018.02.08
投球リハビリ外来活動報告 小学6年生
野球肘の症例発表&投球リハビリ外来活動報告です。
小学6年生 野球肘内側型
☆野球肘についての説明はこちら ☆野球肘の症例発表はこちら ☆野球肘症例発表その2
昨年12月上旬来院。
初診時は、投球時の肘の痛み。右肘患部の腫れ。肘関節の可動域制限あり。
野球肘内側型の可能性があるためレントゲン検査をすることに。
下記がレントゲン像です。
○部分の骨が乱れています。
以前説明しましたが、この部分は肘関節を構成する靭帯が存在し、その靭帯の牽引によって骨が剥がされてれてしまいます。
※今回の肘の靭帯は「内側側副靭帯」です。プロ野球選手や日本人メジャーリーガーも何年か前に痛めて話題となった靭帯です。
治療の目安は、今回は肘の可動痛、圧痛が著明にあったので、3~4週は投球禁止にして治療に専念します。
二週目でバットスィングは許可しました。(投球時の肘の動きとバットスィングの動きは違うため許可。)
徐々に症状が改善していき、予定を合わせて来院一ヶ月後に「投球リハビリ外来」しました。
みたところ、この選手の野球肘になった原因は、テイクバック時の肩関節の伸展動作でした。※テイクバックの説明はこちら
このテイクバック時に自分の背中より腕を後ろに引いてしまうことでトップが作れなくなります。
すると結果的に肘が下がったり、担ぎ投げとなってしまうのです。
その他、下半身の動きなども指導。
先日、第二回目を行いましたが、テイクバックの悪い癖もかなり改善していました。
三月四月と試合が増えてくるシーズンになります。
これから試合が増え肩肘が心配だ。肩肘に違和感がある。痛みがある。コントロールが定まらない。
などお悩みの方がいましたら、是非お問い合わせください。
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