2016.08.13
投球時の肩の痛み (上腕二頭筋長頭腱炎)
投球時の肩の痛み。
今回は、投球時に起こる上腕二頭筋長頭腱の炎症症状について説明します。
以前、上腕二頭筋長頭腱断裂を紹介しました。 ※上腕二頭筋長頭腱断裂は、こちら!!
野球、ソフトボール、ハンドボール。
最近は、投球による上腕二頭筋長頭腱の炎症を起こす選手が非常に多いように感じます。
原因の多くは、投球でのボールリリース期での動作です。
リリース期での、身体の開きの早さ、肘の下がり、上半身が投球動作の何らかの原因でうまく回転できずに上体を前に倒す投げ方(前倒し投げ)などが上げられ、これらのフォームでくり返し投げることで「上腕二頭筋長頭腱」の部分に負担がかかり炎症が起こります。
投球で痛めた場合は、投球フォームを改善しなくては治りません。
当院でも、今回紹介している「上腕二頭筋長頭腱炎」の症状を起こしている患者様は、多く来院されます。
人によって投球の中でも痛めた原因が違うので、その人に合わせた治療、投球指導をおこなっています。
これから、少年野球・中学・高校野球選手の試合が多くなってきます。
肩の痛みのある選手、どうぞご相談ください。
※「この上腕二頭筋腱を痛めないためには、フォームを直さなくても筋肉を鍛えればいいのでは?」
という方がいるかもしれません。
答えは、NOです。
A、 筋肉を鍛えても、一時的には強い力を発揮できるかもしれません。しかし、筋肉の耐久性が強くなるわけではありません。
つまり、何十球、何百球投げることで正しいフォーム(関節筋肉に負担のかからない投げ方)でなければ、負担のかかり続けた組織は壊れます。
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