2016.05.09
プロ野球選手の投球変化
今回は、日本球界屈指の速球を持つ選手について書いてみたいと思います。
(あくまで、個人的な見解です。)
今シーズン序盤、思うように結果がついてきていません。
一つの要因に「ボールが高めに浮く」というのがあります。
高めに浮いたボールは、打者にとっては有利にボールを遠くに飛ばせる要素があります。
では、どうして高めに浮いてしまうのか?
原因は、踏み込み足である左足に原因があります。
今年のシーズン前に、ウェイトトレーニングによって筋力アップをしたとニュースでみました。
キャンプ時に投球練習を見ましたが、明らかに筋力に頼ったフォームに変わっていました。
投球動作の鍵は、「ウエイトシフト(体重移動)からの回転動作」にあります。
いかに、投球時の助走を効率よく行って、回転運動に繋げられるかが大切です。
今年この選手は、この「効率よく」を筋力で補ってしまっているように思えます。
重力や慣性の法則以上に筋力に頼った投球動作が可能になったことで、投球時にボールが高めに浮いてしまっています。
「投球動作の中で、体重移動した後は回転運動です。」
昨年までは、踏み込み側の足がブレることなく回転動作に繋げていました。
しかし今年は、「踏み込み側の足が突っ張ってしまう」弊害が起こっています。
足が突っ張るとは、必要以上に膝が伸びてしまっている、ということです。
以前は、投球時、重心(骨盤あたり)の高さにブレがなく、そのままの高さで回転動作に繋げられていました。
ですが今年は、筋力が向上した分、踏み込み足の膝が伸びてしまっています。(重心にブレがある)
つまり、「重心が上がってしまっています。」
その結果「リリースポイントが高くなり、ボールが高めに浮いてしまっている」のです。
おそらく、本人は、力強く腕が振れているつもりが、「球速が伸びない」、「ボールが高めに浮いてしまう」という実感があると思います。
それでも、速い球を投げれるのはさすがです。
シーズン中に修正できれば昨年のような活躍が期待できると思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
むさしなかはら接骨院
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