2016.04.27
投球リハビリ外来経過報告。 野球肘
小学5年生、野球肘の症例を発表します。
今回は、野球肘内側型・野球肘外側型が併発している疾患を紹介します。
その前に、以前野球肘について書いたので、野球肘内側型・外側型を再度紹介します。
今年三月来院。
初診時は、二・三日前から投げてたら肘が痛くなってきた。
という訴えでした。
患部を診させてもらったところ、徒手検査(私たちがおこなう検査)では肘の内側(上腕骨の骨の部分)・外側(上腕骨の軟骨部分)に痛みがあり、精密検査をすすめました。
下記の図は、今回のレントゲン像。MRIもとりましたが、今回載せたのは、レントゲン画像だけ載せます。
赤丸の部分が病変部位。
左側は、上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(野球肘外側型)。 右側は、上腕骨内側上顆裂離骨折(野球肘内側型)です。
※左の離断性骨軟骨炎は、レントゲンでは、みえずらいですがMRIでははっきりと写し出されています。
皆様は、骨折というと痛い。大きく腫れる。などイメージを持つ方が多いと思います。
しかし、この疾患は日常生活は痛みが全く出ず、投球時も痛くなったり痛くなかったりという骨折本来のイメージと違う症状が出る患者様がいます。
その為、誤診されて見逃されてしまうことが多いのが現状です。(全ての人がこの症状とは限りません。)
今回は、患部の状態が改善次第、当院で実施している投球リハビリ外来をする予定です。
当院の投球障害プログラムの特徴は、疾患を見つけてから、治療→患部のリハビリ→投球リハビリ外来→復帰→アフターケア
というように、初診から復帰するまで。そして、その後のアフターケアと責任を持って治療、投球指導をおこなわせていただいています。
これが、投球指導をしている指導者と違う点であり、当院の強みです。
投球に関してお困りの方。
お問い合わせください。
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