野球肩(リトルリーガーズショルダー)の症例です！

少学３年生　少年野球所属

約三か月前からの肩の痛みがあったそうです。

投球制限や何週間か投球をしないことをしていたそうですが、痛みが引かず当院へ来院しました。

来院時は、上腕骨近位部(肩関節周囲)の軸圧痛がありました。

解剖学的に説明させて頂くと、未成人の骨には骨端線という成長軟骨があります。

不適切なフォームや投げ過ぎにより成長軟骨が離開し、投球時やひどいものは日常生活でも強い痛みを伴います。

野球肩は、成長軟骨の修復をある程度待たなければなりません。
早くて１ヶ月。時間のかかるものは２ヶ月かかることもあります。

無理して投球を続けると肩の痛みと長い付き合いに。

痛みが1週間以上続いている方がいましたら、ご相談ください。