棘上筋炎。　（投球時の肩の痛み）　　　　☆その他の方の痛みについてのブログはこちら

 女子ハンドボール部所属、中学二年生の症例です。

緊急事態宣言も解除され、練習が始まってからかなりハードになっていたそうです。

肩の痛みで右腕を完全に挙げられなくなり、当院へ来院。

 初診時は、腕を挙げる動作の他に、肩を捻る動作で痛みが出ている状態。

典型的な「棘上筋炎」です。

下記の写真は今回痛めた棘上筋です。（左肩の後ろから撮影した骨模型）

 ハンドボール・野球・バレーボール・バトミントンのようなオーバーヘッド動作を繰り返すと肩関節周囲の筋肉が疲労をして、上腕骨という腕の骨を正しい位置に維持をし続けられなくなってしまいます。

 維持できなくなってくると、腕の骨である上腕骨骨頭が棘上筋を挟みこんだり押しつぶすような形となり「棘上筋炎」を発症させます。

下記の写真のように棘上筋を傷つけます。

 今回は、三日間安静。

四日目から運動再開。

十日目、治癒。

という流れでした。

当院は、肩の痛みで来院される患者様が非常に多いです。

専門的なアドバイスもさせて頂きます。 

お困りの方はご相談下さい。