左足首捻挫の症例です。

高校一年生女子チアリーデング部。

大会前日にスタンツ練習中に落下し受傷。

（スタンツとは、チアリーディングでおこなわれる選手が組体操のように立位で二段三段と組む演技です。）

来院時は、左足首に腫脹・皮下出血班（内出血）・歩行時痛・ジャンプはできるものの痛みが走り、上手く飛べないような状態でした。

しかし、明日大会です。

何とかしなくてはなりません。

エコー上で骨折している様子は見られず、前距腓靭帯の損傷と予測できます。　☆エコーについてはこちら

始めに冷却処置などをして腫れと炎症反応を抑えます。

その後、痛みを抑える治療をしてランニング時、ジャンプ時など徐々に痛みが治まってきます。

そしてテーピングをして明日の試合に備えます。

下記の写真はイメージです。

そして、試合の翌日再度来院。

演技した結果、痛みは全く感じずにプレーをすることができたそうです。

ちゃんとできているのかずっと心配していましたが、「痛み無く無事に終わりました」の一言で一安心。

治療した甲斐がありました。

当院では、今回の患者様のように明日試合があるので出場したいです！！

というような要望がある患者様が多く来院されます。

お困りの方がいましたら、当院へご相談下さい。

☆チアリーディングで起こしやすいけがはこちら→その①　その②　その③