バーナー症候群の症例発表です。※バーナーの説明はこちら

バーナーとは、ラグビーやアメリカンフットボールのプレー中相手と接触した際に、起こる疾患です。

症状は、頸部の痛みや上肢にシビレやだるさ、時に痛みを伴うことがあります。

高校１年生男子。 

 １月上旬、ラグビーの練習中に相手にタックルをした際に首と右上肢に激痛が走る。

そのまま右腕が上がらない状態が１５分ほど続き、その後ようやく腕は上がるようになったとのこと。

バーナー症候群の特徴は、一過性の神経の絞扼障害です。（ぶつかったことにより筋肉やその他、軟部組織に挟まれ起こる）

ですので、受傷時は激しい痛みとしびれが出ますが時間が経つと症状は軽減します。

来院時は、上肢に重だるさと首の痛みが少し残っている状態でした。

治療は、頸部から上肢にかけての痛み・しびれを取る治療。周囲の関節や筋肉の柔軟性を改善する治療をしていきます。

患者様には、この症状は１０日～二週間ほどで改善すると伝え、一週間は接触プレーを禁止するように指示しました。

 今週からコンタクトプレー再開予定です。

当院は、スポーツによる首や上肢の痛み以外にも一般の患者様の日常生活で起こる痛みの原因をしっかり説明し、治療にあたっています。

お困りの方は当院へご相談ください。

 アメリカンフットボール・ラグビーで起こる怪我についてはこちら。

その①

その②

その③