肘詳細

肘の靭帯損傷  ~内側側副靭帯損傷  症例発表


 肘関節を構成する靭帯の一つである内側側副靭帯損傷の症例発表をします。

 

高校二年生男子。  右肘、内側側副靭帯損傷。

 

バレーボールの試合中、相手のスパイクをブロックしようとした際にボールによって肘を外側にもっていかれ受傷。(肘の外反強制)

 

 初診時は、患部の軽度な腫れ、肘の伸展屈曲制限(肘を伸ばす・曲げる)、肘関節内側側副靭帯の部分に強い痛みがありました。

 

二週間後にバレーボールの試合があるため、何とかして欲しいとの要望があり、それに向けて治療をしていきます。

 

以前、足首の靭帯損傷で説明しましたが、靭帯が損傷した場合、早いもので二週間。

 

長くかかるものは一ヶ月ほどかかる場合があります。 

※靭帯の損傷度合いが強いと手術適応となります。

 

 

 今回は、損傷度合いが比較的軽度であったため10日間は安静をはかり、同時に炎症を抑える物理療法。

 

その後、早期復帰のためのリハビリを開始しました。

 

2週後は、靭帯組織もかなり改善してきましたが、まだ不完全なため、その日のバレーボールの試合は、テーピングで固定をして試合に出場。

 

 無事に痛みなくプレーができました。

 

その後、一週間はリハビリ、自分でおこなうセルフトレーニングを指導して受傷から三週間で治癒しました。

 

 

今回は、バレーボールでのケガでしたが、肘の靭帯損傷といえば野球のダルビッシュ投手、田中将大投手が有名です。

 

機会があれば、野球での肘の靭帯損傷についても書きたいと思います。

 

お楽しみに。

 

 

 

 

下記の図が右肘の骨模型です。  赤矢印が内側側副靭帯

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